チビタ(Civita)
- わくわく旅行
この小さくて不思議な町チビタは別名「死にゆく町(il paese che muore)」とも云われており、それは人口が僅か20人しかいないくて、そこに行くには300m以上の狭く急な坂を登らなければたどり着けない陸の孤島であることと、今なお風雨による浸食が進んでいるので何が起こっても不思議でないことから、そう呼ばれているそうです。
そんな「天空の城」を一度見てみたいと勇躍乗り込んでみて驚いたのは、その町も中国人で溢れかえっていることでした。
ローマはしかたないとしても、この辺境な地まではさすがの中国人も来ることはないだろ・・と、高を括っていたのは大誤算でした。一挙にロマンあふれる「天空の城」から現実に揺り戻されたような愕然とした思いを、まさかここチビタで味わうことになるとは夢にも想像すらしませんでした。
でも、さほど俗化している様子もないチビタは健気に一生懸命生き延びようとしているように思われ、特にチビタという名が「チビ頑張れよ!」と声かけたくなるような親しみを日本人である私は感じたのかもしれません。
考えようによっては、中国人が多くここを訪れることによってお金がチビタに落ち、それがチビタの存続に貢献していると考えれば、中国人ウエルカム!と言えるかもしれません。