アフリカと言えばサファリに代表される野生動物との遭遇が一番の魅力だ。

私たちが日ごろ目に出来る動物園で檻に入れられ、管理され、定期的に餌を与えられた結果野生の本能と言った牙を抜かれた元野生？動物と本場の本物との違いを知りたくてここまで来ました・・しかしホントはさほど期待して来たわけではありませんでした。

もちろん本物の自然の中にいる野生動物の実体が見えることは大変な魅力なんですが、さりとてそれらの国が管理している国立公園内で保護されているプチ野生動物を見る訳なので、子供の頃見た豹がインパラを捕獲する厳しく非情な世界が見れるわけではないことは重々理解した上でのサファリツアーなのでした。
それは日本にもある動物園の檻をなくし少し広くした動物園の中に放し飼いにしているプチ野生動物を、しっかりガードされた車からみるサファリツアーのスケールを大きくしたようなものでした。本物の野生動物を間近に見ることが出来る今回の体験はスケールと臨場感が全く異なる次元の本場のサファリツアーだったが、良く管理されたコースを巡る企画のツアーはスケールを大きくしただけのサファリツアーの感は否めませんでした。

それでも目の前に今朝か昨日か分からないが仕留めたバッファローを囲んでライオンの一族５匹がが満足した表情で木の下で寛いでいたのを見ることが出来たのはとても幸運なことだと後で知りました。

ビッグファイブと呼ばれるライオン、豹、麒麟、カバ、バッファローのうち豹だけは見られなかったが後のビッグ４を見られたのは幸いでした。
今回訪れたボツニアのチョベ国立公園は広大なのでそのホンの一部の観光コースを巡っただけなので何ともいえないが出来ればもっともっと自然のままの野生の世界を残してあげたいものだと思ったのです。