プロチダ
- わくわく旅行
午後は念願のプロチダ島に行く事が出来ました。
ここ10年くらい自宅の居間に笹倉鉄平の「オパーレ」が飾ってあります。笹倉鉄平という画家の存在を知ってから、彼の作品の中で2番目に手に入れたのが確かこの絵だったと思います。
それから暫く、この絵は想像で描かれたものだと思い込んでいたのですが、モデルになった場所が存在することを彼のエッセイから知り、いつかはこんな素敵な場所を訪れてみたいと思うようになったのです。
通常のツアーではカプリ島には行ってもプロチダがコースに入っているツアーはありませんでした。
今回手作りの旅行が現実のものとなったのも、このような執念があったからこそ実現に漕ぎつけれたものと思っています。
しかし、プロチダで降りるはずのフェリーが、ぐずぐずしているうちにイスキア島まで行ってしまい、慌ててその船で折り返しプロチダまでたどり着くことになったハプニングもありました。
しかし、ようやく念願のポイントまで小さなTAXIで行き着いた時は丁度、陽が沈む瞬間で、沈む夕陽の最後の光に輝く美しいプロチダを目に焼き付ける事が出来たのは幸運でした。