ランドリーバック
- わくわく旅行
- 思いついたまま
4~5日以上の旅行で少し悩むのは下着の入れ物です。
何日分という区分けでランドリーバックのような入れ物はありますが、一寸しっくりいきません。
であれば、中途半端な小道具をチョイスするより、お気に入りが無いなら、割り切って靴の包み袋や旅先のホテルにあるランドリー袋をその都度、頂戴してきては下着入れとして活用しています。
そんな旅を重ねてくると、ランドリーバックも山ほどになりほとんどゴミ箱入りになってしまいます。
今回、10数年ぶりにマニラのマカティーにある「Dusit Thani」に泊まりました。
ホテルに入り荷物を解いていると、目の隅に昔懐かしいロゴが目に飛び込んできました。
それがこのランドリーバックだったのです。
重数年間もの長きに亘り、我が家に生息していたのも驚きですが、今回何の気なしに手にとって下着を入れたのがこの懐かしいランドリーバックだったのです。
第三者から見れば「それがどーなの?」と言われる細事ですが、私にとっては、とても感慨深い出会いなのでした。
10数年前はDUSITと共にNikkoの文字が誇らしげに記されており、日本人だったらやっぱり日航だよな~、との勢いで価格的に高価でも無理をしてでもここに泊まった記憶があります。
でも、あれから十数年たった今、ここに来てみると日本の番組は最下位に追いやられているし、以前の日本の勢いは当然の事ながら全くありませんでした。
そんな中今回、ここのランドリーバックに時代の変遷を感じとったのですが、この写真を撮ったとき少しホロ苦い感傷と共に「ガンバロー!日本」と叫びたくなりました。