100年に一度のお祭り
- 会社のフラッシュ
今年も伊那祭りがやってきました。
年当初、経済不況の中今年の伊那祭りには参加出来るのか心配でした。
勉強会の折社員の皆さんに問いかけたのは、100年に一度の不況であれば、100年に一度の発想をもったお祭りも今年のテーマであることでした。
早春には早速今年の責任者が私のところに来て、例年の五分の一の予算でお祭りを企画し参加したいとの申し出がありました。正直とても嬉しかったです。この不況の真っ只中、不参加が当たり前の状況でしたが、若い諸君がとても前向きに時代に対応してくれたことが本当に良かったと思いました。
こんな不況が急激に襲ってくる事を予想できたなら、昨年の力作である「守ろう!わたしたちの地球」の山車を残しておくべきでしたが、来年も新しい山車をつくるぞ!と言ういつもの勢いでキレイに破壊?してしまいました。
今年のテーマは、新入社員からのアイデアで一日でも早くこの不況から脱却できる事を願って、達磨(だるま)になったとのことです。
製作費も極力抑えるために考え出したのが、風船を集めてボリューム感を出すことでした。どのようなアイデアでお金をかけず例年のような山車を作るのか、心配と期待で複雑な心境でいましたが、今の若い諸君のアイデアには脱帽いたしました。
心配された天候も踊りの直前には止んでくれて、非常に楽しいお祭りになったのです。
2次会の打上げも、例年会社で開催している「サン工業夏祭り」を中止した分も合わせた盛り上がりを見せました。また、カラオケも併せサン工業にはけっこう役者がいることが発見できた実りある伊那祭りになりました。