今回、自衛艦の特務艇「はしだて」での洋上懇談会と、防衛省の市ヶ谷地区を見学する機会に恵まれましたので行って来ました。
洋上懇談会には長野県から6名が招待され、主なメンバーは今年それぞれの地区で防衛協会を設立した代表が招待されたようです。
その他の地域、東京都、山梨県、埼玉県等から総勢100名+の人たちが招待されました。

夕刻6時から洋上でのパーティーが始まり、1時間半ほど東京湾の湾内を航海するなか、専属のシェフによる様々な食事が振舞われまた、ボーカル2名による歌の披露もありましたし、横須賀地方総監である井上海将とも名刺交換をしたりと、普段中々体験出来ない場を経験させていただきました。
お酒好きな私としては美味しい「八海山」を沢山いただけたことと、「横須賀地方隊」と印刷されていた檜の枡が何よりの御土産になったのです。

翌日は、防衛省本省がある市ヶ谷にて見学コースになっている「市ヶ谷地区見学」をしてきました。
1970年11月の三島由紀夫の割腹事件の舞台になったバルコニーが記念館として残されているが、ここは嘗て市ヶ谷旧陸軍士官学校講堂があり、東京裁判の裁判所として公判が行われた歴史的建造物で知られている。ここの見学は日本の歴史を顧みる上でとても貴重で、そして余りにも重く、自然と居ずまいを正している自分がそこにいました。

昼食は庁舎A棟最上階にある食堂で日本食の定食をそれぞれ食しましたが、その折偶然この10月14日に海上幕僚長に就任したばかりの、地元諏訪出身の武居智久氏にお会いすることが出来ました。幕僚長と云うと強面のイカツイ人だと思い込んでいたんですが、とてもやさしい雰囲気の紳士であったことにとても驚きました。