長野県工科短期大学で講演を行ってまいりました
- ほんの出来事
今日は上田にある長野県工科短期大学で講演を行ってまいりました。
2ヶ月ほど前、長野県工科短大の尾和講師から依頼があり、HPで当社の事を知り昨年ものづくり日本大賞・優秀賞をとったことや産学官連携の開発を活発に行っている事、またHPから社員が生きいき仕事をしている様子が覗えた事から白羽の矢が立ったとのことです。
いつもの調子で軽くお引き受けしてしまいましたが、学生200人の前で1時間半という長丁場の講演も初めてでしたし、短大生が対象の講演も初めて、しかも工業系と的が絞られた皆さんへの講演でしたので、日が近づくにつれ緊張が高まり、お引き受けすべきではなかったと反省する最近でした。
でも、こうした機会を与えていただいた事は幸運なことでもありますし、わたしの会議所でのボスである向山会頭さんは、長野県工科短大を南信にも誘致したいとの意向を以前から表明しておりましたので、わたしも工科短大に興味を持っておったところへのご依頼でしたのでチャレンジしてみました。
演題は「時代を担う皆さんへ」というテーマで行いました。
前半の会社の紹介や知的クラスター創成事業やサポインの話は皆さん退屈そうでしたが、後半のわたしの人生観あたりからは眠る学生さんも少なくなり、自分なりに手ごたえを感じ始めたところで、いただいた1時間半がタイムアップになってしまいました。
ここ数年ポツポツ講演のようなものを依頼されていますが、いつも思うのはデータをもとにした一般論や批評家じみた話ではなく、自分が体験しそこから習得した経験に基づいた話こそが聞く人の耳を引きつけるものだと感じています。
帰り道は和田峠を越えてきましたが、今年初めて小雪が舞う山道を何となく温かく満たされた気持ちで岐路につくことが出来ました。