カタ・ジュタ
- わくわく旅行
ウルル=カタ・ジュタ国立公園に来てまず行ったのがここカタ・ジュタでした。
事前に何の勉強もしてこなかったので、エアーズロックという大きな岩山があるだけのところだと思っていましたが、その兄弟にあたる岩山群がこのカタ・ジュタであること、又その自然の造形美に圧倒され豪華なオマケに頂いたような満足感と驚きがありました。
この奇岩群もその造形の美しさと共に、荒野の中にポツリと佇むその姿にはある意味、潔さを凛とした気高ささえ感じられたのです。
ギ、ウルパ、オルガ、リルの愛称で称される岩山の中にある「風の谷」を散策していた時、ここが宮崎駿作品「風の谷のナウシカ」の舞台(or 原風景)になったところと言われると単純に納得出来る雰囲気の処でありました。
40℃を超える暑さの中「風の谷」まで行った帰り道、振り返ると圧倒的なスケールの岩山”ギ”がそこにありました。もし宮崎駿がこの岩を見ていたとしたら、あの「未来少年コナン」のギガントや「風の谷のナウシカ」のバカガラスといった化け物輸送機の発想をここから得ていたに違いないと思える、壮大なイメージを膨らませてくれる光景なのでした。
何はともあれ、このような場所と造形に出会うことが出来たのは今回の旅の大きな収穫となりました。