北原照久の「超驚愕現代アート展」
- 密かな楽しみ
私は田舎が好きで、その自然とのどかな雰囲気無くして今の自分は無いと思っています。
そんな田舎大好き人である私ですが、3ヶ月に一度は都会の空気に触れないと落ち着きません。
インターネットが普及した今ですから、わざわざ東京まで出向く必要など無いとの思いもありますが、実はいくらネットが発達したとは言え、やはり情報の厚さと共に実際に眼に留め触れてみないと実感できないものが今の空気であり文化であると思います。
まずネットやTV等で得た情報をメモしておき、出来るだけそうしたイベントや場所に合わせた上京計画をつくります。
そして、出来るだけ効率的にチェックしておいたポイントを駆け巡るわけですが、時には予期せぬ催しに遭遇することもあります。
今回がまさにその予期せぬ催しとの遭遇だったのですが、昨日横浜「YOKOHAMA JAZZ PROMENADE」に遭遇し、関内やランドマークやみなとみらいそして元町等で「街角ライブ」が開催されていたのでした。ショッピングの合間に本物のJAZZに触れることの出来る幸運にいつも以上に満足感を味わうことが出来ました。
これは、来年以降も時間さえ調整出来れば来てみたいイベントでした。
そして、そこで知ったのはあの六本木ヒルズで開催されている、北原照久の「超驚愕現代アート展」のことでした。
皮肉なことに、当のご本人は昨日私の故郷伊那の高遠町に講演に来ていただき「元気が出る話」の演題で商店街活性化に関するお話を伺ったようです。
・・で、今日は朝一番では無く午後一番に一年振りに六本木ヒルズを訪れ、北原照久の「超驚愕現代アート展」を見ることが出来ました。
いやぁー、良かったです。なにしろそこに展示してある作品・作者は私が全然知らないアーティストであり、彼らの作品がはほとんど全て素晴らしかったことです。
山下信一、松井えり菜、荒木博志、山本高樹、鴨沢祐仁、岡本博、逆柱いみり等、初めて接する作者・作品に驚愕!出来たことはとても幸運な事と思います。
私個人としてはあまり評価していない北原照久氏ですが、こうしたアーティストを知り、且つ評価している事に関しては脱帽せざるを得ません。帰り際彼が執筆した本を2~3冊購入しましたので、それらを読んでから彼を再評価してみたいと思います。
今回の東京行きの楽しみの一つに代官山のHOLLYWOOD RANCH MARKETであったのですが、若者向けのショップとそのアイテムには当然溶け込める融点が無い事は分かっていましたが、そこの店づくりのディスプレイは我家のガレージづくりの参考になるものと期待したのは所ジョージとビートたけしのHOLLYWOOD RANCH MARKETの紹介でした。
しかし、残念なことにそこにディスプレイされていた歴史的に価値ある(高価な)ネオン時計等がありましたが、我がガレージにインスパイアすることの程は感じられませんでした。
このように都会(東京)は私にとって、とても大切な情報と感性を刺激し確認してくれる場であると思っています。
いつまでもこうした感覚を身に着けて行きたいと考えている今日この頃です。