バリの壺
- 密かな楽しみ
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昨日は、バリに来ても常務の看病で何処にも出られませんでしたが、今日は小康状態になったのでバリに来て初めてプチ観光をすることにしました。
今、私は我が家の庭づくりに大変興味を持っているので、ここバリの庭にも大変な関心を抱いていたんです。庭づくりに欠かせないのは、自然な景観をバックにその地に根付いている木花を生かすと共に、そこに相応しい人工物を置くことによって更なるストーリー性が増してくるのが分かります。
私たちの泊まったホテルの庭にも効果的にいくつかの壺が配置されておりましたし、ウブド観光の際寄ったホテルの庭にもさり気なく且つ極自然の形でこうした壺たちが佇んでいました。
ウブドからの帰り道、ガイドさんに無理を言って立ち寄ってもらった壺作りのお店には、咽から手が出るほど欲しいと思う壺たちをあちこちに見ることが出来ました。
こうした大きな荷物は当然手荷物扱いにはならず送ってもらう事になり、甕一つの料金の何倍もの価格がかかってしまうのですが、こうした馬鹿げた思案も時には楽しいものだとここの地に来て初めて思い知ったのでした。