カラオケ
- 思いついたまま
けっこうカラオケは好きです。それもけっこう広いジャンルを楽しく唄います。
カラオケを始めたのは今から35年程前でした。その頃は8(エイト)トラックというカセットテープをド太くしたエンドレステープがあり、専用の再生機によってスピーカーから流れる伴奏に従って横長なビニールケースに入れられた歌詞カードを見ながらチンケなマイクで唄っていました・・・もちろん画像なんて一切ありませんでした。
その当時カラオケがイヤでイヤで(今では信じられない)たまらなかったのは、得意先の親睦会でおじさん達が、若い者(当時わたしは若かった)一曲歌えと名指しされるのがイヤで宴会場の片隅で身を縮めて飲んでいたからです。
なにしろレパートリーはほとんど無く、おじさん達に受ける歌を探し、その結果たどり着いたのはディック・ミネ(知らないだろうな)の「旅姿三人男」なのでした。
・・で、最近は会社の若い社員に少しでも接点を持とうと若い歌に挑戦してますが、如何せんキーが高すぎるのとテンポが速すぎとてもついていけません。
年5~10曲は新しい歌を仕入れる事に自分で課題を課しているのですが、年々難しくなって来ています。
ところが、先日ある飲み屋さんで隣り合わせた人から、竹内まりやの「人生の扉」は良いよ・・と聞いて、早速TSUTAYAへ行ってCDを借りてきてダビングしました。これが、ホントにとても良いのです。自分と同世代・・でもないが、身近な存在としてとても励みになりました。
なんでも彼女は今回リリースしたアルバム「Expressions」が週間アルバムランキングで首位を獲得し、それまで松任谷由実が持っていた女性アーティストの最年長首位記録を更新したとのことです。
今まで「不思議なピーチパイ」のイメージしか無かった彼女の近年の歌は、若さを失うことなく色褪せることなく、とても良い形で年を重ねてきた人生の美しい地層を見た気がしました。
この曲とサザンの「I AM YOUR SINGER」と氷川きよし!の新曲+αで今年のノルマは達成出来そうです。