セブ島のインペリアル・パレスホテル
- ほんの出来事
このホテルは昨年出来た韓国資本のホテルでセブのマクタン島の最高峰は今までシャングリラと言われてきましたが、このホテルの出現でその立場が逆転したのではないでしょうか?
新しいホテルの方が設備が最新であること、当然優位であることは論を待ちませんが、それでも思い切った投資をしたものだと思います。セブはここ数年韓国からの進出がすざましく、10年前はハングル文字よりも日本語の看板の方が目立ったいましたが、今では日本語はほとんど駆逐されてしまった感があります。
昨年このホテルに泊まったとき正直、過大投資により経営的には難しいのではないかと思いましたが、今回来てみてホテルが韓国人で溢れかえっており、まるで大型連休の様相を呈していました。これだけ人が溢れるように集客できれば経営的には楽勝でしょう。
韓国によるこうした大型投資はサムソンやLG、ヒュンダイのみに留まらず、こうしたサービス業までに及んでいるのに驚かざるを得ません。そして、ウォン安ですので海外旅行は日本人に比べ不利な訳ですが、そんな危惧はここセブでは全く感じられません。たぶん、他の国に対しても今は縮み思考の日本人より多数の韓国人が海外での旅を楽しんでいるのではないでしょうか?
これは、先の東日本大震災以前からの潮流ですので、今後よりその差が広がっていくとしか考えられません。
余りに元気が無さすぎる日本と日本人の今後がとても心配になったセブ島でした。