トラブル(トラベル)クロック
- 思いついたまま
ここ数年、海外に出向くたびに気になることがあります。
旅先では、常に時差に悩まされますので特に目覚まし時計は必要不可欠なアイテムなのですが、安心できる目覚まし時計が見つかりません。
空港で今度こそと、期待して購入するのですが、数年前から全てNGです。
なにがNGかというと、肝心な時間が正確ではなく、ひどいものだと一日に10分単位で狂ってしまいます。
大抵その価格は1000円から2000円で、日本のメーカーのものですが製造は全て中国製なのです。
いっそのことBRAUNにしようかなと思ってもみますが、あのボリュームと夜間に確認出来る照明がついていないのが最大の欠点で、今だ購入に踏み切れません。
今まで捨てた目覚まし時計の金額は優にブラウンを2、3個購入できる額になっているはずです。
たぶん激しい業界内の価格競争があって、粗悪なムーブメントを使用しているからなのだと思いますが、以前の日本製の時計では考えられない性能の製品だらけです。
使い物にならない目覚まし時計を捨てるたびに、あと数百円でも上乗せしても正確な目覚ましであれば、資源の無駄にならないのにと残念であると同時にそうした製品を供給するメーカーに憤りさえ感じます。
かつて、世界から信頼されたMade in JAPANを輩出したメーカーの矜持は何処に行ってしまったのでしょうか?
昨今の日本の国際競争力の低下と関係ないといいのですが・・・・・。