ブラチスラバの苦悩
- わくわく旅行
ブラチスラバって聞いたことありますか?知らないですよね~。わたしも今回初めてこの旅行でブラチスラバのことを知りました。
ブラチスラバって、スロバキアの首都!で何故かしら国の中央に位置しておらず、限りなくウィーンに近い国の最西端にある人口約43万人の都市なのです。
ここは、正直云ってさほど魅力的な街ではないにも関わらず、今日のように観光客を惹きつけているのは、偏にウィーンの近くでチェコやハンガリーに行く交通の要所であるからに相違ありません。
スロバキアという国が、チェコ・ハンガリー・オーストリアに囲まれ、その特色を観光ルートの要所として打ち出せないまま今日に至ってしまった・・と云った国のような気がいたします。
歴史・文化の面では周辺国に比べ圧倒的に薄っぺらで工業立国にもなり得ず、今は周辺諸国へ安価な労働力を提供しているような、中途半端で先の見通しが感じられない国なのです。
でも、こうした苦悩を抱えている県や市町村は今の日本の至るところに共通しているわけで、けっして他人事ではない「同類相憐れむ」・・ような痛さを共有出来たようなプラチスラバ観光でした。